マンモグラフィってどんな検査?― 技師が感じる“あるある”と本音 ―

放射線技師

 

「マンモグラフィって痛いんですよね?」

検査の前に、よく聞かれる言葉です。

実際に痛みを感じる方も多く、

「怖い検査」というイメージを持たれている方も多いと思います。

でも現場では、

その不安や痛みを少しでも減らせるように、

さまざまな工夫をしながら撮影しています。

今回は、少しだけリアルな

マンモグラフィあるある を、技師目線でお話しします。

 

冬の朝はちょっとつらい?

冬のマンモグラフィは、実は少し大変です。

寒いと体がこわばり、

筋肉に力が入りやすくなります。

その結果、痛みを感じやすくなることがあります。

また、技師の手も冷たくなりがちなので、

できるだけ不快感を減らせるように、

手を温めてから対応する 室温に気を配る

などの工夫をしています。

 

痛みは「胸の大きさ」だけじゃない

「胸が小さいから痛い」

「胸が大きいから痛い」

どちらの方からも、よく聞く言葉です。

実際には、痛みの感じ方には個人差があり、

胸の大きさだけで決まるものではありません。

例えば、

生理前で胸が張っているとき 乳腺の状態 体の力の入り具合

など、さまざまな要因が関係しています。

そのため、

その方に合わせて負担を減らす工夫をしながら撮影しています。

視線の工夫で、楽に撮れることも

撮影中、下を向いてしまう方が多いのですが、

実はそれだと正しい位置で撮影できません。

そこで、

視線の先に目印を置く 顔を自然に上げてもらう

といった工夫をしています。

ちょっとしたことですが、

これだけで撮影がスムーズになることもあります。

 

うまくいかないこともあります

できるだけ一度で撮影できるようにしていますが、

機械の都合で再撮影になることもあります。

その場合は、

「もう一度だけ撮らせてくださいね」

とお声かけしながら進めています。

患者さんだけでなく、

実は技師側も「できれば一回で終わりたい」と思っています。

 

緊張すると痛みが強くなることも

検査中に力が入ってしまうと、

ポジショニングが難しくなる 痛みを感じやすくなる

といった影響があります。

逆に、

ほんの少し力を抜くだけで、

ぐっと楽になることもあります。

終わったあとにホッとされる方が多いのは、

それだけ緊張されていた証拠でもあります。

 

どんな方でもできるだけ対応します

マンモグラフィは、

車いすの方 体勢が難しい方

でも、できる範囲で工夫しながら撮影を行います。

状況に応じて、

最適な方法を考えながら対応しています。

 

どうしても難しい場合もあります

どれだけ丁寧に行っても、

体型や個人差によって

うまく撮影が難しい場合もあります。

そのときは、

技師もいろいろ試行錯誤しながら対応しています。

 

まとめ

マンモグラフィは、確かに痛みを伴うことのある検査です。

でもその中で、

少しでも楽に、安心して受けていただけるように、

私たちは日々工夫を重ねています。

「怖い検査」ではなく、

ご自身の体を守るための大切な検査として、

少しでも安心して受けていただけたら嬉しいです。

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