レントゲンとX線(エックス線)と放射線の違いとは?

放射線技師

あなたはレントゲンとX線の違いわかりますか?

レントゲンとX線ってどう違うの?

放射線ってレントゲンのこと?

ちょっと気になったことありませんか?

 

レントゲンとX線って何が違うの?

一緒だね

 

今回はX線、レントゲン、放射線の違いについて

サクッとご説明いたします。

結論から言いますと、

レントゲンもX線も表現が違うだけで、同じです。

そして、X線は放射線の一種です。

 

レントゲンは、X線を初めて発見したドイツの物理学者

ウイルヘルム・コンラッド・レントゲンの名前をとって

レントゲン』と呼ばれていました。

 

ちなみにこの、レントゲンが発見されたのは1885年11月8日です。

 

レントゲンさんの奥さんである

ベルタさんの手を写真乾板の上に置いて、

15分間照射すると、手の骨と金属の

結婚指輪だけが写った写真が撮れたそうです。

 

今では1瞬で撮影できるようになりましたが、

当時は15分もかかっていたんですね。

 

昔はレントゲン技師と呼ばれていた頃もありましたが、

今は診療放射線技師と言います。

 

今でも、たまに、レントゲン技師さんと

呼ばれることがありますが、

正直、返事したくないですね。

 

レントゲン写真は正式名称が『X線写真』と言います。

これは、放射線の中のX線を使って撮影しているためです。

 

放射線といっても、実は色々な種類があります。

放射線は、X線のほかにも、ガンマ線、アルファ線、

ベータ線(電子線)、ポジトロン線、中性子線などがあります。

 

ちなみに、CT検査もX線を用いています。

 

放射線治療では、ガンマ線、アルファ線、ベータ線、中性子線など

X線以外の放射線を使って治療していきます。

 

X線やレントゲン、放射線と、

バラバラに混在して使われることが多いですが、

病院で使われる分には同じものを指しています。

 

馴染みがないとややこしいですよね。

少しはお分かりいただけましたでしょうか。

以上、レントゲンとX線と放射線の関係でした。

 

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