CTの白と黒って何?見方をやさしく解説します

放射線技師

 

CTの画像を見たときに、

「なんで白と黒なの?」
「この黒いところって大丈夫なの?」

こんなふうに思ったことはありませんか?

病院で説明を聞いても、
なんとなく不安が残ってしまうこともありますよね。

今回は、CTの「白と黒」の意味を
できるだけわかりやすくお話しします

 

結論からいうと

CTの白黒は
「体の中をX線がどれくらい通ったか」で決まります

 

もう少しやさしく説明すると

CTは、体にX線をあてて
その通りやすさを画像にしています。

イメージとしては

・スカスカなところ → X線が通りやすい → 黒く見える
・詰まっているところ → X線が通りにくい → 白く見える

 

具体的にはこんな感じです

たとえば体の中では…

・空気(肺など) → 黒
・脂肪 → 少し黒っぽい
・血液や水分 → グレー
・骨 → 白

というふうに見えます。

 

⭐︎白く見える=何かが詰まっているサインのことが多いです

⭐︎黒く見える=空気が多い状態

 

実際の病気ではどう見えるの?

ここがイメージしやすいポイントです☆

●肺炎の場合
本来、肺の中は空気が多いので黒く見えます。
でも炎症が起こると、水分や膿がたまるため

☆黒かった部分が白っぽく見えるようになります

●頭の出血(脳出血)の場合
出血した血液は周りの脳よりも詰まっているため

☆白くはっきり見えることが多いです

じゃあ「白い=悪い」なの?

ここはとても大事なポイントです。

☆白いから悪い、黒いから正常
というわけではありません

たとえば、

・骨は白いけど正常
・肺は黒いけど正常

ですよね。

大切なのは、

☆いつもと違う場所や形、見え方

を見て判断することです。

 

画像の左右にも注意!

もうひとつ、CTを見るときに大切なポイントがあります。

☆画像の左右は、実際の体とは逆に表示されています

CTの画像は、

⭐︎足元から体を見上げた向き

で表示されるため、

・画像の左側 → 体の右側

・画像の右側 → 体の左側

になります。

はじめて見ると混乱しやすいですが、

☆これは医療では共通のルール

なので、

先生が画像の左を指して「右ですね」と言っていても

間違いではありません!!

 

不安に思ったときは

CTの画像は、慣れていないと
どうしても「怖い」と感じてしまうものです。

でも実は、

☆ちゃんとルールに基づいて見える仕組み

になっています。

わからないことがあれば、
遠慮せずに医師や技師に聞いてくださいね☆

まとめ

CTの白黒は

⭐︎X線の通りやすさで決まる

・通りやすい → 黒
・通りにくい → 白

そして、

⭐︎白黒だけで良い・悪いは決まらない

肺炎では黒い肺が白くなり、
出血では白くはっきり映ることがあります。

こうした変化をもとに、
体の異常を見つけています。

 

「なんとなく怖い」を
「少しわかる」に変えることで、

検査を安心して受けてもらえたら嬉しいです☆

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