MRI検査の注意事項って?

放射線技師

あなたは病院で精密検査を受けたことありますか?

MRI検査受けるの不安ですよね?

MRI検査しましょうって言われたら、びっくりしますよね。

 

病院で検査を受けるってだけで不安ですよね。

 

今日は、その不安を少しだけ取り除けるよう

診療放射線技師として働くきいるかが

MRI検査の注意事項について説明させていただきます。

 

MRI検査の注意事項

MRIとはとても強力な磁力を使ってする検査です。

MRI検査室自体が大きな磁石になっていると思ってもらって大丈夫です。

操作室や更衣室は違います。検査室だけです。

よって、検査室への金属の持ち込みが絶対にダメです!!

 

では、具体的にどんなものがダメかを見ていきましょう。

 

MRIを受けることになった時点で、

ペースメーカーや人工内耳など体内の金属類はないという前提で、

検査当日に自分で気をつけないといけないことを説明します。

 

もし昔に何か手術をしたことがあれば、

今回とは関係ない場所だからと思わずに必ず医師に伝えて下さいね。

 

では、検査室に持ち込めないもの

まず、わかりやすいところでいうと、

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ヘアピン、髪留め、カツラなど

ネックレス、腕時計、ブレスレット、ピアスやイヤリングなどのアクセサリー類

メガネ、補聴器、入れ歯など

磁気カード、診察券、財布などの貴重品

ペンやハサミなどの文房具

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身につけている金属類は必ず外してくださいね。

 

あとは、湿布やカイロ、エレキバンやニトロダームテープも外してください。

と、ここまでは検査の説明の紙などに書いてあるので、しっかり読んで気をつけて下さい。

 

基本、身1つで検査を受ければ大丈夫です。

もし気になることがあれば、検査室へ入る前に担当技師に確認してください。

次に、アートメイクや刺青をしてる方は、撮影部位によったら、

その部分が熱をもつ場合があります。

もし検査の途中に違和感を感じたら、すぐに担当技師に伝えてください。

ヤケドする場合があります。

 

同じく、冬場はヒートテックシャツなどは必ず脱いで検査着に着替えて下さい。

保温下着、遠赤外線下着などの機能性下着を着たまま検査を受けると、

ヤケドの可能性があります。

 

黒目が大きく見えるようなカラーコンタクトレンズも外して下さい。

ヤケドの可能性があります。

 

あとは、スーパーミリオンヘアーなどのふりかけ式増毛剤です。

成分の中に鉄粉が含まれているそうだす

。黙っていたら、バレないかと思ってそのまま入られてしまうと

MRI装置を壊してしまう可能性がありますので、ご注意下さいね。

 

冬場は寒いので、検査着1枚では寒いと思って中に肌着などを着たくなると思います。

しかし、腰の検査などは腰周囲がぽかぽかと熱くなり、

検査後はびっしょり汗だくという方もいます。

体格の良い方やふくよかな方は特にその傾向が強いです。

もし、自分の肌着などを着ていたら、着て帰れないし、風邪を引いてしまいます。

 

検査着一枚で寒いと感じたら、体や足元にバスタオルをかけたりと

対応可能ですので担当技師に伝えてください。

 

検査時間は長いし、音もうるさい。

検査部位によっては熱をもつこともあります。

手先にピリピリと痺れを感じることもあります。

 

丸い筒に入って検査するので閉所恐怖症の方は検査することができません

 

MRI検査中はブザーを渡されます。

検査中にもし異常を感じたら、まずは体を動かす事なく、

ブザーを鳴らし、担当技師に今の状態を伝えてみて下さい。

 

改善できたり、残り時間がわかり頑張れるかもしれません。

もぞもぞと、勝手に動かれるのが1番困りますのでお気をつけください。

 

位置合わせが終わり検査を始める前に『寝れるようでしたら寝て下さいね

って、説明することがあります。

でも、そう言われても、寝れないんですよね。

 

私も何度も練習台でMRI検査を受けたことありますが、

全く寝ることが出来ません。

 

あとどれくらいかな。動いてないかな。

色々気になることが出てくると思います。

 

でもね、居るんですよ、中にはイビキまでかいて熟睡できる人が。

羨ましいですよね。

 

MRI検査は怖い検査ではなく、

レントゲン検査でわからないことがわかります

MRIでしかわからないことがわかります

 

あまり経験することのない検査で不安でしょうが、

一つの経験だと思って、体験してみてください。

 

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