こんにちは、きいるかです。
診療放射線技師として働いています。
仕事内容的には男性技師も女性技師も全く変わりません。
同じ技師ですので当たり前ですね。
女性技師の出番なんてあるの?
それがチョコチョコあるんですよ
絶対に必要ってわけではないけど、
居たらありがたい。それが女性技師。
では、どんな場面で出番がやってくるのでしょうか。
(複数技師のいる私の病院の場合です)
女性技師出動!!
- 心電図モニターを使ってする検査の心電図モニターの装着
- 着替えにくい女性患者さんの着替えサポート
私たち放射線技師がしている検査は、
下着を外して検査着に着替えて検査することが多いんです。
例えば、腰のレントゲン撮影。
腰椎4方向とか6方向とか撮ったりします。
その時も金具のついている下着は外して、
薄い検査着になって検査します。
そして、立つ位置や体の向きを合わせて撮影していきます。
この時に、腸骨(骨盤の触りやすい骨)など、
わかりやすい骨を基準にして微調整をして撮影したりします。
この時に、失礼します、と言って腰骨を触って合わせてたり、
角度が悪かったら背中や肩を触って
位置を微調整します。
そうです、身体に触れることが良くあります。
胸部レントゲン撮影にしてもそうですね。
ここで、同性の登場になります。
患者さんが嫌な気持ちを持つ前に、
対応できるなら女性技師で
対応しようって感じですね。(可能な場合のみですが)
CTやMRIで、心臓検査などでは心電図モニターを付けて検査をします。
その場合の心電図モニターは女性技師が貼るように配慮しています。
これも可能な範囲内でですが。
最後に着替えにくい女性患者さんの対応です。
金属のついている下着を外してあげたり、つけてあげたり。
思うように体が動かせない状態の患者さんや、
着替えに時間を要する患者さんの
お手伝いもしてあげることが出来ます。
もちろん、マンモグラフィ検査は
女性技師の専売特許みたいなものです。
余談ですが、実は、患者さんによって
対応する技師を変えたりすることもあります。
ややこしそうな患者さんには、
クレーマー大歓迎タイプの接遇完璧ホテルマン技師。
お尻を触ってくる昔ながらの患者さんには男性技師の投入。
耳の遠い患者さんには、声の大きさなら誰にも負けません技師。
(ちなみに、この先輩技師は大声で張り切りすぎて、
耳の遠い患者さんに『うるさい!』と言われてました 笑)
以上。
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