こんなにX線検査して大丈夫なの?

放射線技師

今月、レントゲン3回目だよ。

先月撮ったのにまた撮るの??

何回もレントゲン撮るのは被ばくが心配。

不安になりますよね。

[st-kaiwa2]こんなに何回も検査して大丈夫??[/st-kaiwa2]

[st-kaiwa1 r]病院で受ける検査で人体に重大な影響を与えることはないよ[/st-kaiwa1]

 

[st-point fontsize=”” fontweight=”bold” bordercolor=””]放射線検査は患者さんに有益な行為です。[/st-point]

検査を受けることで、今の状態がわかるので、

あなたにとって有益な検査です。

もし、受けなかったら、骨が折れているのにわからないまま。

病気があるのにわからないまま。そっちの方が不安ですよね。

 

検査をすることによって、何もなかったと分かったとしても、

それで安心することが出来ます。

メリットですね。

 

[st-point fontsize=”” fontweight=”bold” bordercolor=””]患者さんひとりひとりの最適な放射線を利用しています。

[/st-point]

CT検査はレントゲンに比べると、撮影線量が多くなるのは事実です。

しかし、今の装置はとっても優秀で、

患者さんの体型・厚みに応じて線量が変化します。

よって、同じ距離分撮影したとしても、

大きい人は線量多め、小さい人は線量は少なくなります。

これは、その患者さんに必要な線量で撮影しているからです。

 

同じ患者さんでも体の細い部分と厚い部分で

線量を変えて撮影してるんですよ。

すごいですよね。

 

[st-point fontsize=”” fontweight=”bold” bordercolor=””]放射線の影響はです。[/st-point]

あなたは放射線=人体に多大な影響がある

と、思ってはいませんか??

 

このといっても、一度に浴びる量で、

病院で受ける検査においては心配する量にはなりまん。

 

レントゲンを受けるだけでも心配される方がいますが、

大丈夫です。

 

造影剤を使ったCT検査では1回の検査で、

タイミングを変えて同じ部位を2~4回撮影したりします。

それでも必要な検査ですし、問題ありません。

 

ただ、心臓カテーテル検査などは別で、大きな方で治療時間が長くなると

皮膚が赤くなったりする場合があります。

 

[st-point fontsize=”” fontweight=”bold” bordercolor=””]医療被ばくは原爆被ばくとは違います。[/st-point]

放射能や核などとは全く違います。

同じように思ってしまうから余計心配してしまうのかもしれませんね。

 

医療被ばくには線量限度はありません

1年に何回までしか検査できませんよ。

この線量までしか検査できませんよ。

とは決まっていないということです。

 

それは、必要とされる検査は受けた方があなたのためになるからです。

検査することのメリットが多いからです。

妊娠中 特に15週までの器官形成期は胎児への影響に十分

気を付けないといけない時期ですので検査は控えてください。

 

リスクとベネフィット

医療放射線検査のベネフィット(便益)は

外からはわからない病気やがんを見つけることができるということ。

その検査結果は適切な治療方針へと役立てられます。

 

また、異常が見つからなかったとしても

安心することが出来るという大きなメリットがあります。

 

検査を行わなかったことで病気の有無もわからず、

間違った治療方針で悪化させてしまうリスクを忘れたら駄目ですよ。

 

『こんなに何回も検査をして大丈夫か。』って聞かれること、多いです。

大丈夫です。

 

それよりも、食生活だったり、

たばこやお酒の飲みすぎのほうを心配した方が良いんじゃないかと思います。

 

[st-cmemo webicon=”st-svg-exclamation-circle” iconcolor=”#ef5350″ bgcolor=”#ffebee” color=”#000000″ bordercolor=”” borderwidth=”” iconsize=””]必要な検査は被ばくを気にせず、ちゃんと受けた方があなたのためです。[/st-cmemo]

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