胃透視初体験☆バリウムって苦しいの?

12 ライフ

あなたは胃透視したことありますか??

 

検査したことはないけどだいたいわかるって

人も多いんじゃないでしょうか。

 

そうです、バリウムを飲んでする検査です。

 

検査したことがある方はご存じでしょうが、

あの、バリウムを飲むのがしんどいんですよね。

ん?どういうこと?って思ったあなた。

 

そんなあなたのために

放射線技師のきいるかが胃透視について

サクッとご説明いたします。

そして、実際に経験して感じたこともお伝えします。

 

胃透視検査とは?

まず、胃透視とはバリウムを胃の表面に

うすーく広げて胃の病変を見つけるX線検査です。

 

バリウムを広げるために台の上を

右向いたり、左向いたり、1回転したりします。

見やすくするために胃の中を空っぽにし、

胃を膨らませて大きくして検査をします。

 

表面の病気の部分は、固くなっているので

胃を膨らませたとしても伸びないんです。

 

そんな胃のヒダが伸びていない場所を見つけるのがこの検査です。

他には、ポリープがあると薄く広げたバリウムの中に

丸くポコッと染まっていない部分が出てきます。

 

胃透視の検査の流れ

検査の流れとしては、

①発泡剤を飲む

②バリウムを飲む

③検査を受ける

④バリウムを体外に出す

になります。

 

時間にすると5分くらいですね。

 

では、それぞれ見ていきましょう。

 

①発泡剤を飲む

これは普段縮んでいる胃を大きく拡げて、

病気を見つけやすくするためです。

 

この発泡剤は胃を膨らますだけあって、

ゲップをしたくなります。

 

でも、ここでゲップをしてしまうと、

胃が萎んでしまうので検査が終わるまで我慢しないといけません。

 

胃透視検査の辛いのは

このゲップを我慢しないといけない事だと思います。

実際に飲んでみた感想は、口に含むとシュワシュワして炭酸みたい?

そして、飲み込むと、お腹が張ってすぐに苦しいって感じです。

 

②バリウムを飲む

胃の粘膜表面のヒダにバリウムを広げてX線で評価するためです。

 

このバリウムの量も思ったより多いんですよね。

でもこれを頑張って飲んでもらいます。

 

飲んだバリウムはどんどん胃から流れ出ていってしまうので、

飲んだ後は時間との勝負です。

 

実際のバリウムの味は?

美味しいとは言えないけど、まずくもないって感じでした。

ヨーグルト風味って感じですね。

味はさておき、この量全部飲まないといけませんか?って思いました。

 

③ 検査を受ける

胃全体をバリウムを広げて見ていきます。

 

バリウムが溜まりすぎていると、表面が見えないので、

1度のせてどけることで、

薄く広げたタイミングで写真を撮っていきます

 

そのため、何回も台の上で回転してもらうことになります。

 

発送剤とバリウムで苦しいのに

何でこんなにしんどいことさせるんだ!!

って疑問の回答がこれです。

 

ちなみに、回転はバリウムが腸に流れにくいよう

右回転でお願いすることが多いです。

 

でも!中には緊張してるのか、

台の上ででんぐり返りをした方がいたそうで

担当技師は大慌てしたみたいです。

 

病院で受けるバリウム検査をする透視台は水平な台です。

私が実際に受けた検診車での

バリウム検査の透視台は半円型と言いますか、

台が弧の字になっていました。

 

病院ではない色んな動きをしていました。

本当にしっかり手で手すりを持っておかないと

振り落とされるんじゃないかと思ってしまいました。

何か遊園地のアトラクションのような感じさえしました。

 

④下剤を飲む

胃透視検査終了後は下剤を飲んでもらいます。

バリウムを体外にだすまでがこの胃透視検査です。

 

なるべく早くバリウムを体外に出す必要があります。

早くバリウムを出してしまわないと、

体内で固まってしまいます。

 

なので、水分をたくさん撮って

白いうんちを早く出してしまってくださいね。

 

実際に、普段目にすることのない白い便が出ました。

 

なんとなくお分かり頂けましたか?

以上、

胃透視検査をざっくり説明させて頂きました。

 

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